年に一度の講習会だったっす。

先日、年に一度の勉強会に行ってきました。
この講習を受けなければ、基本的には動物を取り扱う仕事はできません。


今年は殺処分に関するお話が中心。


ご存知の方も多いかもしれませんが、長崎県は27年度の殺処分数は全国1位!!


一番少なかったのかって??


いえいえ、ワーストです。。。

一番殺処分数が多い、不名誉な数字です。

しかも、それだけではありませんよ。

なんと!

2年連続のワースト1位です。


僅差だろうって??

いえいえ、2位と大差の、ぶっちぎりでの1位です(^-^)/

写真にある数字をみてください。


子犬の引き取り数なんて、全国で706匹に対し、長崎は72匹。

全体の1割を占めています。

殺処分数の増減では、犬の飼い方の質まではわかりませんが、引き取り数を見れば、その県の飼い主の意識がわかりますよね。

いくら殺処分をゼロにしても、バンバン持ち込まれていれば、本質は変わりませんが、長崎は殺処分数も全国1位で、持ち込み数もハンパない。

これは、意識が低いと言われても仕方ありません。


大切なのは殺処分数のゼロではなく、犬を本当の意味で大切にして、犬が本当の意味で幸せになり、社会全体が犬を受容すること。


保護団体が頑張ったって、社会が変わらなければ、ただの数合わせに過ぎないと言われてしまいます。


もちろん命を救うことは大切ですが、命は救うものではなく、そもそも救う必要がある状態にすること自体が悪なわけで、救うことが完全なる善とはいえません。



では、ブリーダーが悪いのか?


いえいえ、繁殖しなければ、犬は絶滅しますよ。


劣悪な環境や、犬に負担をかけすぎる飼養は、もちろん道徳的にも法的にも問題がありますが、ブリーダーがこの世からいなくなれば、この世の中から純血種どころか雑種という犬もほぼいなくなるでしょう。

また、売れ残った犬や繁殖引退犬を処分しているという噂をよく聞きますが、現在ではそのようなことは行われていないはずです。


今後もそのようなことは行われないでしょう。


悪徳ブリーダーはその名の通り悪ですが、必要な職業ではあろうかと思います。

もう少し規制は必要ですけどね。

5頭までにするとか、一頭あたりの面積を決めるとか。


ペットショップが犬を売っているのが悪いのか?

展示して販売する必要はないと思いますが。。。

ショップが悪だとは一概には言い切れません。


よく、ドイツは生体販売をしている店はないと言いますが、実はあります。

僕が実際にドイツに行って確認済みです。

生体販売が禁止されていると言われていますが、ガセネタで、生体を販売するには一定の基準を満たした施設でなければ許可されておらず、実際に販売をしている店はあります。

販売も正しく行われるのであれば、問題ではないということです。
それに、ショップがあるから長崎県の殺処分数がワースト1位なわけではありませんし。

ショップがあるせいで、飼い主が犬の飼育放棄を行うとはなりませんからね。

では、一般の飼い主さんが悪いのか?
保健所に持ち込んでいるのも、保健所が捕獲した犬の持ち主も、ほぼ一般の飼い主さんと考えると、一番問題なのは飼い主さんとなるわけですが、これもそう単純な話ではありません。

知識を得る場もなければ、ルール違反を取り締まる機関もない。

国全体が犬に対する意識を変えなければ、飼い主さんの意識も低いままでしょう。
子供の時から学ぶ場がないわけですから。
その点ドイツは子供の時から教育しており、その教材は素晴らしいものでした。


ということは、国が悪い?


規模がでかすぎてよーわからんなってきた(^^;;
国のせいにでもしときましょうかね(^^;;

ま、犬に携わる全員が悪いということでしょう(^^;;

でも、真面目な話、どうすればいいかは簡単です。

まずは、足元にいるあなたの愛犬を大切にしてください。
大切なのはそれだけです。
あいつが悪い、こいつが悪いではなく、一人一人の意識の問題ですから。
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セントバーナードの保護

※先日facebookにアップした記事の転載になります

今日セントバーナードのセント君が新しい飼い主さん候補のお宅へ旅立って行きました。
1ヶ月間のトライアル(お試し期間)です。


この子は飼い主さんの事情により保健所に持ち込まれた子。
超大型犬は保健所でも譲渡の前例がなく、扱いが難しいことから、県内の訓練士をはじめ、知識や技術のある方全員に当たられたそうです。

しかし、誰一人として手を挙げる方はいらっしゃいませんでした。
勿論僕の答えも「No」。
実際に見に行った時に、あまりにも警戒心が強く、とてもじゃないが扱えないと思ったからです。
その数日後には「今週殺処分になります」とご連絡がありました。
あまりに可哀想なのと、いままで学んだことを発揮すれば、なんとかできるのではないかと思い、「もしも可能なら、あと1週間だけ僕に時間をください」と頼んでみました。

でも、正直悩みました。

もしも、うまくいかなかった場合…

どうにもならなかった場合は、保健所に自ら「ダメでした。殺してください」と言わないといけないわけですから。(勿論違う言葉を使いますが、今回はダイレクトに書かせていただきました)


自分の持っている引き出し全てをひっくり返して、毎日5分でも行ける限りセント君と向き合い、絆を作る時間を重ねて行きました。
いけない時はスタッフにも協力してもらい、セント君とのコミュニケーションを取ってもらいました。

そして、二週間後。


一切触らせてくれなかったセント君が、リードをつけさせてくれたのです。

1ヶ月半ぶりに外に出たセント君は、保健所にいるときと全く別犬のようでした。
あれだけ警戒していたのが嘘のように、保健所の職員さんにもお腹を見せて甘えていました。
職員さんも皆さん喜ばれていました。
皆さん優しい方ばかりなわけですから。


そして、ついに里親希望者さんも見つかり、今日という日を迎えることができました。


セント君が旅立つ顔を見ていると、色々な思いがこみ上げてきました。


セント君との期間は短かったけど、ここに来るまでに長きにわたる年月があったのだということを。




保護活動を開始してから九年。

保護犬独特の行動を見ることで、犬という生き物の深さを知ることができました。
もう亡くなった子たちもたくさんいるけれど、彼らの瞳の奥にどういった心があり、それと向き合う術がどうであるか、彼ら全員が教えてくれました。


それから、セミナーや研修でお世話になった方々。
各地で出会う先生方には、多くの知らない知識を教えていただきました。



そして、海外視察。

イギリスの王立保護施設「RSPCA」、ドイツの民間保護施設「ティアハイム」、ベルリンの動物園、パリの精神科病棟のドッグセラピー、イギリスのホースセラピー、それから大きかったのがパリの人と動物の関係に関する学会の世界大会。


そこで、保護の精神や哲学、科学的見地における動物と人との関係を学ばせていただきました。


きっと5年前の僕では救えなかったセント君。

亡くなった犬たちも含め、みんなから教わった知識がここで形になりました。
それから、今年は保護に携わる機会が多いのですが、最も感謝すべきは、友。


今回セント君の里親候補として名乗りを上げてくれたのが、あることがきっかけで数年前に知り合った方でした。


セント君の里親になるためにいるような方だと感じます。
というのも、体格もあり、土地もサッカー場何面分かあり、トラックや軽トラも持っていて、ミニバンも持っていて、理解ある家族やスタッフに恵まれていて、何より心がある。

こんな方はいません。


数年前に出会ったっきり、特に交流はありませんでしたが、ついに再びここで接点ができました。

それからいま取り組んでいるヨークシャーテリアの保護にしてもそうです。(詳しくは以前の記事をご覧ください)


一番最初に一時預かりさんになっていただいた方は知り合いのトリマーさん。
ありがとう!

(共同でプロジェクトを立ち上げ、一緒に頑張っている皆さんも、今では新たな友達です!!)



その後、知り合いが里親になってくれたり、知り合いが里親希望者さんを紹介してくれたりして、無事最初の3頭はすぐに貰われて行きました。

その後、現在までに8人の一時預かりさんにご協力いただいていますが、全員元々お知り合いの方。

「私でよければ」「困ったら言ってね」「無理しないでね」と皆さん連絡してきてくれます。

僕は人付き合いが苦手で、面白いことも言えないし、無口でクソつまらない、本当に友達が少ない男ですが、本当に友に助けられている。


保健所の職員さん、ボランティアの方々、友達、ネットを見て連絡をしてきてくれる皆さん。
一人欠けてもできない保護活動。

ここ数日夜中までヨーキーのために走り回り、精神的には楽じゃないけど、今日セント君を見ていると、色々なことを回想しました。

僕が感謝するのはおかしいけれど、1ヶ月後、セント君が正式譲渡になり、ヨーキーがみんな幸せになったら、みんなと一緒に、感謝の気持ち込めてバーベキューでもしたい。
長すぎるし、自分に酔ったような、中身のない文だから、ここまで読んでくれた人なんてほぼいないだろうけど、ありがとうございますm(_ _)m

小型犬多頭飼育救済プロジェクトのお知らせ

長崎県佐世保市内で、長年劣悪な環境で多頭飼育されている小型犬たちのレスキューに入りました。
 
保護しなければならない頭数も多いということで、佐世保市保健所の呼びかけを受け、ビーチドッグとアニマルレスキュー佐世保さんの合同救済プロジェクトを立ち上げ、犬達のレスキューに入っております。
 
現在、現場に立ち入ることが出来ないため、具体的な頭数が確認できていませんが、約30~40頭の小型犬がいると思われます。
未避妊未去勢の犬達が、一緒に生活している為、どんどん繁殖している状況です。
 
経緯を、簡単にご説明したいと思います。
 
数年前より、自宅付近に犬の陳列ケースを設置していた飼い主に対して、動物虐待にあたるのではないかとの通報が保健所にありました。
 
その後、長年にわたって、佐世保市保健所の指導が入っていましたが、飼い主さんとの協議に進展がなく、状況は悪化する一方でした。
 
現在、飼い主さんの経済的状況からか、犬達は満足な食事にもありつけていないようです。
室内で飼育されていますが、8月にはノミが大発生し、不衛生な環境でもありました。
 
犬達のため、そして飼い主さんのためにも、まずは増えすぎてしまった犬達を保健所に預け、保健所やボランティアで譲渡先を探すからと、飼い主さんを説得し、ようやくレスキューに入れる状況になり、現在13頭(11/22現在)の犬達を保護し、内3頭は正式譲渡が完了しています。
 
小型犬達は、ヨークシャーテリアもしくはMIXと思われます。
 
 犬だけでなく、飼い主さんも困っています。
「新しい環境で、幸せにくらしてほしい」そう願って、プロジェクトは立ち上がりました。
 
現在「飼育崩壊」まではしていませんが、大変デリケートな現場で、一度に全頭保護が出来ない状況のため、保護できた子から犬の状態を見ながら、
里親様募集を掛けて行きたいと思います。
みんな幸せを掴めるように!
 
どうかご理解ご協力お願いします!
 
 
 
小型犬多頭飼育救済プロジェクト一同


写真は現場里親募集中の子達です。

お問い合わせ※お電話でのみ受け付けております
090-7577-1654(the Beach Dog・藤川まで)10:00~20:00
▲▽▲▽本日緊急で一時預かりさんを募集しております▲▽▲▽
・佐世保近郊の方に限る(以前お申込みいただいたそれ以外のエリアの方は、後日ご連絡させていただくと思います)
・長時間の留守番があっても、先住犬がいても、飼養施設が不十分でも、まずはお問い合わせください。まずはいまの環境から移送することが大切だと思いますので。
・一時預かりさんは、一時的に保護する仮の家族のことです。十分なお世話がしてあげられないこともあると思いますが、避難場所にあたりますので、まずは命を繋ぐことを優先と捉えてください。
・期間は問いません。1週間だけでも結構です。
・受け入れ頭数は多いほど助かりますが、まずは一頭からお願いします。



本日は4匹の受け入れ先を探しています。
何もお礼はできませんが、ご賛同いただき、尚且つ対応可能な方、ご協力よろしくお願いします。
一時預かりについて
090-7577-1654(the Beach Dog・藤川まで)

セントバーナード 里親募集

【里親募集】H28.11/11現在 長崎県佐世保市
セントバーナードの里親募集です。
飼い主さんの事情により、保健所に持ち込まれました。
私はドッグトレーナーですが、自分なりの適性検査はしております。
性格も人懐っこく、犬への警戒もありません。

まずはご見学ください。
ご見学には事前予約が必要です。
特殊な犬種ですので、譲渡は下記の条件にて行わせていただきます。

■犬種:セントバーナード
■性別:オス(未去勢)
■年齢:1歳7ヶ月
■体重:?(70kgくらいかな??)
■性格:警戒心はあるが人懐っこい、犬に対しても友好的
■主な条件:吠えても問題のない住環境(吠え声が大きい)
佐世保市内から車で1~2時間以内にお住いの方
転勤、引越しの予定がない方
大型犬飼育経験者優先
家族構成や犬歴によってはお断りさせていただくこともございます
トライアル(お試し期間)を必ず1ヶ月お願いします
その他条件によってはお断りさせていただきます





■お問い合わせ:090-7577-1654(藤川まで)受付時間10:00~20:00
里親募集に関するやり取りは、細かな意思疎通やデリケートな内容も含まれます。
誤解を避けるため、お電話以外のお問い合わせは、いかなる内容におきましても一切お受けしておりません。
ご理解のほどよろしくお願いします。