ちょっと独り言

まずは譲渡会のご案内です。
下記の日程で譲渡会を開催します。

良かったら保護犬たちに逢いに来て下さいね!

日時 3月13日(日曜日) 午後1時半から5時半まで

場所 佐世保市島瀬公園交番横

宜しくお願いします。

以下、ほとんど独り言です。
さらりとお願いします。


まだまだ先は長いと感じるなぁ。
犬についての世の中の理解度についてなんですけどね。。。
別に何かあったわけではないけど、ふと思ったんです。

ツイッターでは毎日誰かが「ブリーダーやペットショップなんてなくなればいい、大嫌いです!!」とつぶやいている。
感情的にはわかるけど・・・
もしそんな世の中になったら大変です。
ブリーダーがいなくなったら・・・数十年後には犬猫は人と暮らしてないんじゃないかな。
誰も繁殖してないってことになりますからね。
自然交配で生きてる野生の犬猫が残るぐらいで、ペットは繁殖制限でほとんどいなくなるのではないでしょうか。
もしくは、一般の人しか繁殖してないとなると、それはブリーダーということになるし、そうじゃないというのなら純血種はやがていなくなり、遺伝疾患を抱えた犬が増えたりするんじゃないかな。

本当にまだまだ理解されてないんだろうな。
たぶんブリーダーやペットショップが嫌いなんじゃなくて、犬猫を虐待する人が嫌いなんだろうけど、ブリーダーはみんなが犬猫を虐待してるわけじゃないから。
これだけ何百種類もの犬猫がいるのもブリーダーの尽力があったからこそ、犬種ごとに見た目だけでなく性格が違うのもブリーダーの計画繁殖の功績。
しかも、それは現在進行形です。
いま止まれば、数年後には犬種図鑑はレッドデータブックと呼ばれるようになるでしょう。
ペットショップにたたき売るためだけに犬を扱ってきたわけじゃないんです。

トヨタの大量リコール問題を思い出します。
誰かが「トヨタはいつから利益至上主義になったのか」と叩けば、いつの間にか訳わからんおばさんまでもがしゃしゃり出てきて「トヨタよ、恥を知れ!!」とあたかも顧客の安全は無視しているかのような、罵りに近い叩きっぷり。
事故が起こる理由は自動車会社の責任だということで、ヒューマンエラーなどではなくトヨタに乗れば車が暴走し自殺行為だということになっていました。
結局トヨタの設計したコンピュータープログラムには問題はなく、フロアマットを適切に設置していなかったことによることで事故は起きたと結論付けられました。
一応フロアマットがアクセルペダルに引っ掛かることが最大の要因とされていますが、多くはアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いだと思います。
私も一応自動車製造工場で働いていたことがあるのでわかりますが、設計者だけでなく組み付け現場もいい車を作ろうと一丸となって頑張っています。
安全な車を作り、安全な道路をつくり、安全のための法整備をし、安全な運転をしてこそ事故のない社会が実現します。
どれか一つが欠けてもダメなんです。

ペット業界はどうでしょう。
実際のところ何もかもまだまだです。
ブリーダーもいい人もいれば悪い人もいる、環境も犬に優しくない、法整備も全くダメ、飼主の知識も経験も世界標準からみると申し訳ないですが素人、業者も飼主も行政も含めて犬のプロなんてほとんどいないのが現状です。
ただ、必要ない業種や役割はありません。
ブリーダーも保健所も訓練士もペット販売業者もみんな必要です。
ただ役割を十分果たそうとしてなかったり、十分理解してない人がいるだけ。
早い話がみんなまだまだプロじゃないということ。
飼主さんも同じです。
多くの飼主さんは犬をかわいがってさえいればいいと思われているようですが、本当は愛犬をどう可愛がろうがいいわけではありません。
愛があれば全て正しいわけではありません。

毎日毎日色々な方から色々な質問を受けます。
「犬を見たらすごく喜ぶのですが、近付けると咬みつきそうで怖いです」
「人が大好きで駆け寄っていくのですが、咬みつきそうで怖いです」
最近4件続けてこのような相談を受けました。
犬を飼ったことある方ならお分かりだと思いますが、本当は犬はそんなことはしません。
でも知らない人は知らないのです。
正しいことを知るために、答えを知ろうとすることは大切です。
とてもいい質問だと思います。

でもやはり感じました「もっと上へ行く必要がある・・・」
「犬は怖いもの、咬みつくものである」この認識はあと何世代かしないと変わらないことでしょう。
「ブリーダーは犬を容赦なく処分するする人」ではない人も多くいることがいつか伝わるでしょうか。
「売れ残った子犬は処分される」そんなことはほとんどないことは誰か証明してくれないでしょうか。

メディアで連日「産ませるだけ産ませて捨てられた犬」なんてのを取り上げていますが、確かに悪いことです。
最悪なブリーダーもたくさんいます。
でも佐世保市の保健所をごらんなさい。
口をワイヤーか何かで縛られて怪我をしている犬がいる。

散歩にでてごらんなさいよ。
うちの子は散歩できないんです。なんて甘ったれたこと言ってる飼主がいる。
留守番ができないんですと、精神的に未成熟な犬にしてしまい、生き地獄を味あわせている飼い主がいる。

ショップに行ってごらんなさいや。
この子は散歩もいらないおとなしい子です。なんて豆柴と称して普通の柴を売っている。

誰が悪いわけでもない、みんな人間が無知なんだから、そこら辺わきまえて、みんなで一緒に前進しないと。

コマーシャルで「国の境目が生死の境目であってはならない」とあったけど、犬も同じです。
いまは家庭が違えば、ショップが違えば、犬舎が違えば、市町村が違えば、国が違えば犬の命や幸福度は全然違います。
犬は飼い主を選べません。
犬の一生は人間の知識や意識で随分左右されます。

いまこのような現状をつくっているのは、ブリーダーやショップだけではないのです。
実は犬の需要(あえて使います)の末端である、飼主さんたちが追い求めてきた世の中が形や数値となって表れたのだと思えてきます。
犬を欲しがる人が多いから、できるだけたくさん売るために、わかりやすい立地に、できるだけ深夜まで営業しようとみんなが頑張ってきた。
かわいいと欲しがるからミックス犬も頑張って繁殖してきた。
世の中がおかしいと気づいたら、勝手にショップやブリーダーがやったことで、悪いのはブリーダーや処分する保健所だというのは、筋違いかもしれません。
直接的にはブリーダーやショップが起こした自体ですが、みんなで作り上げた日本のペット事情です。
改善しないといけないのは、ブリーダーやショップのシステム(だけ)ではなく、人間全員の犬に対する意識だと思います。

私の独り言でした。

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