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15の旅 final

2019.04.06
ロサンゼルス
甥っ子姪っ子との旅は終わった。
帰る彼らの手には訪れた州全てのステッカーが貼ったスーツケース。
使い古された言葉だけど、思い出が詰まったスーツケースとともに帰国した。

僕が15のとき、僕をアメリカに連れて行ってくれたおじさんがいた。
その時、僕の人生は180度変わった。
そのおじさんはもうこの世にはいないけど、僕はずっと感謝している。
いつか僕にも子供ができたなら、15になったら絶対に海外に連れて行こうと思っていた。
僕には子供がいないけど、甥っ子姪っ子がいる。
そしてちょうど16と15になったので、こうして一緒に旅をした。
ニューヨークからロサンゼルスまでおよそ6,000km。
姪っ子は小学生の時に一時不登校だったと聞いた。
甥っ子は今でも不登校。
不登校だっていい。
生き方は色々だ。
世界は広い。
自分の足で歩いて、大志を抱け。
苦しい道をもがきながら歩け。

僕は甥っ子姪っ子と別れたあと、再びニューヨークへと車を走らせた。
この続きはまた近いうちに書くつもりでいるけど、実は今回本当に書きたいことがこの旅の最後に待ち受けていた。
僕の兄が亡くなるのだ。
兄の最期に立ち会い、最期に見せたものは、兄の名が入った井戸の写真だった。
ロスからニューヨークへ向かい、そこからカンボジアへ飛んだ僕は、カンボジアで井戸掘りのボランティアをした。
僕自身も2本の井戸を寄付させていただいたが、もう一本母親が寄付した井戸の完成も見てきた。
その井戸には兄の名前が刻まれていた。
僕は兄の元へ駆け寄り、兄にその写真を見せ、その僅か数分後兄は息を引き取った。
兄は今でもカンボジアで生きている。
詳しくは次回また書くことにする。
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